1歳半健診でひっかかりました。【追記あり】

16kensin_01.png先日1歳半健診に行ってきました!

1歳半健診の魔物の話

1歳半健診は色々な方から「魔物が潜む」とか「無駄に不安にさせられた」と聞いていたのでちょっとドキドキしながら行きました。

その「魔物」とは、発達の度合いを調べる検査のこと。
例えば積み木を積み上げたり、動物の名前を聞いて該当する絵を指差せるかどうかを見る...というようなテストがあり、それができないと「発達に問題がある」として指導が入る...というような話でした。

で、家で事前にやってみたところ、積み木は機嫌がよければ積み上げました。
動物の名前を聞いて指をさすというのはやったことがなかったのでできませんでした。
でもまぁ、そんなもんだろうとおもっていたのです。

この認識がそもそもおかしかったのですが、健診の前は全く私に知識がありませんでした。

健診の流れ

健診に行ってみると、その日は60人超の1.5歳児が居ました。
うちの地区は子供が多いこともあり、これでも少ない方だと係りの方が言っていました。
多いときは80人超いることがあるそうです。

健診の流れは、以下の通りでした。

1 身体測定(体重・身長のみ)

2 診察(医師による問診と診察)

3 歯科健診

4 面接

非常にシンプルなもので、他の方に聞いていたような発達の検査はありませんでした

事前に発達に関するアンケートがあり、4の面接のときにアンケートを元にしたヒアリングがあって、そこで問題がなければOKという感じでした。

多分人数が多いので、簡略化しているんだと思います。

身体測定〜歯科健診

身体測定〜歯科健診までは、ムスコが大泣きする以外は特に問題なく進みました。
身体測定では身長82cm、体重11.8kg。

健康面も問題無し。予防接種も全て接種済み。

歯科健診も問題無し。(噛み合わせが少しきになるとは言われましたが、正常の範囲内とのことでした)

健康優良児でした。

面接にて...

最後の面接で、事前のアンケートを見て保健師さんが「ん?」と怪訝な顔をしました。

保健師さん(以下保)「発語は全くないんですか?」

私「はい、1歳過ぎた頃に『いないいないばっ』と言っていたんですが、最近では全然しなくなりまして...」

保「指差しも無しになっていますね。」

私「ええ、うちの子全然指差しをしないんですよ。欲しいものがあると、指をさす前に持ってきてしまって...」

保「あ、でも小さなものを掴むことはできる...と」

私「はい、小さな米粒をよく拾って食べてます」

保「うーん......指差しも発語もないんですね...」

私(あれ?そこってそんなに問題なの!?)

保「通常、1歳半位で指差しと発語があるので、もしかするとムスコさんは少しゆっくりなのかもしれません。」

私(ガーン!!!)

保「とはいえ、小さなものを掴むとか運動能力も問題なさそうですし...保育園に通われているんですよね?」

私「はい。」

保「他のお友達と一緒に遊んだりはしていますか?」

私「直接見たわけではないですが、連絡ノートに遊んでいると書かれていました。」

保「なるほど、だとすると集団行動もできていますよね...」

私「えっ...えーっと、指差しと発語はどれくらいまでにできてないと、まずい感じですか?」

保「その一つの目安が1歳半なのですが、まぁ確かに2歳ごろまで出ない子も中にはいます。しかし、現時点では絶対に大丈夫...とは、言えないところがありまして...」

私(ガーン!!)

保「もしよかったら、今日臨床心理士の先生もいらっしゃいますので、一度お話を聞いてみるのはいかがですか?」

私「は、はい、お願いします......。」

私(おおおおおお...ど、どうしよう...!?普通だと思ってたのに、実は発達に問題があるの!?)

<別の場所へ移動>

臨床心理士さん(以下心)「それではちょっと遊んでみましょうね」

心「まずは絵本はどうでしょう?お母さん、いつも通りに読み聞かせてみてください」

私「は...はい、いないいないばぁ〜」

ムスコ(以下ム)「......(無言で次のページをめくろうとする)」

私「あっこらこら、だめだよー。はい、いないいないばー」

...なんとか一冊読み終わる...

心「はい、次はそうですねー積み木で遊んでみようね」

ム「......(無言で積み木をカチカチ叩く)」

私「あわわ...ほら、上に積み上げて」

ム「......(カチカチ)」

心「はい、もう大丈夫ですよ。じゃあ次はこのご本はどう?(いろいろな車の本を出す)」

私「(おお...こういうタイプの本は初めてだ...)ムスコ〜ほら、これがタンクローリーだよ〜。こっちはクレーン車だよ〜」

ム「......(無視して本を閉じようとする)」

心「はい、もう大丈夫ですよ〜」

心「正直なところ、いまの時点では何とも申し上げられないのですが、確かに発語も指差しも少しゆっくりな可能性がありますね。お母さんがもう少し、モノを指差しながら、固有名詞でそれが何であるかを伝えてあげる必要があるかもしれません。」

私「はい...(確かにいままで指差ししてこなかったなぁ...)」

心「療育教室などもありますが、お母さんもお父さんも働かれているとすると参加されるのは難しいですよね?」

私「...は、はい。。。」

心「であれば、例えば家の中にあるモノで良いので、指差してなるべく固有名詞を伝えていってあげればすぐに言葉が出てくる可能性もあると思います。...ただ、普通だと、この次の健診は3歳になってしまうんです。でも少し様子を見た方が良いと思いますので、それより前に一度、幼児相談にいらしていただければと思うんですが可能ですか?」

私「...はい」

心「では◯月◯日に予約を......」

というわけで、事前アンケートで「発語の有無」「指差しの有無」を「無し」に丸をつけていたので、がっつり面接で引っかかってしまいました。

その後

私いままで知らなかったのですが、1歳半くらいでは発語と指差しというのができてないといけないんですね...びっくりしました。(ちょっと語弊があったので補足。「この時期にできてないと必ず障害があるということではないが、後に障害が認められた子どもはほぼみんなこの時期にはできていなかった」ということだそうです。早期に発見して早めに治療が始められるよう目安となるこの時期に確認をするんですね。)

健診って、もちろん子どもの発達・発育を調査する場ではありますが、同時に親が育て方を確認するための場でもあるんだなと思いました。

さて、その後家に帰る途中目に入るあらゆるモノを指差して名前を伝えるようにしてみました「ほら、電信柱だよ!」「ほら、カラーコーンだよ」「あれは鳩だね」「あれは車だね」という感じです。

すると、家に帰ってくるなり「ま...まま...」と喋り始めるではないですか!!

あーやっぱり私の関わり方が問題だったのかなと反省しきりでした。

家に帰ってからはおもちゃ箱をひっくり返して「これはブーブだね」「これはうさぎさんだね」「これはキリンさんだね」「これはぞうさんだね!パオーン」...などなど、どんどん話しかけてみました。
すると、水を吸うスポンジのように言葉を吸収し、モゴモゴと何かを伝えようとしてきたのでした...!

この調子で行けば、しばらくしたら習得できるんじゃないかなと思います。

いや、むしろできててほしい!!

ムスコ共々頑張りたいと思います!


【追記】

1健診での保健所の対応がかなり良かった

健診の面接での保健師さん、臨床心理士さんのご対応、とても優しかったです。
結構厳しいことを言われるという噂だったので覚悟して行ったのですが、
「療育教室もあることはありますが、お母さんも仕事で忙しいでしょうから、今の段階ではまだ考えなくてもいいかなと思いますよ」
「問題がないことがほとんどなのですが、万が一がありますので、念のためですよ」
などと、かなり気を使ってもらってしまいました。

2色々調べた

家に帰ってから色々調べました

指差し 遅い(ベネッセ子育てインフォ)

子どもがなかなか指差しを始めない その原因と対策(オンラインカウンセリングのcotree)

一歳半健診でひっかかりました(Yahoo知恵袋)

意識的に指をさしながら親が語りかけるようにするといいようです。
確かに我が家はムスコに対して特別に語りかけるのが少なかったように思います。

「全く言葉が通じない土地にホームステイに行った状態」を考えた時、ホストファミリーが、聞き取れない言葉で話し続けてしまったら、留学生の方は聞き取るのを諦めてしまうとか。なので、ゆっくりと聞き取りやすい言葉で話してもらわないと言語が習得できないなんてことを聞いたことがあります。
子どもの場合も一緒で、親が意識的に子どもに聞き取りやすい言葉で、理解できるように何度も話しかけないといけないんでしょうね。

3 テレビに頼りすぎた

保育園にお迎えに行って、家に帰ってきてからはテレビの録画を流しながらご飯の支度をして、ご飯が終わったら一息つきながらだらだらテレビを見て、(その間私はスマホでツイッターを見たり)、その後お風呂に入れて、あとは歯磨きと就寝。

テレビを流しっぱなしにしてるとムスコが大人しいので頼りきっていたんですが、昨日ご飯のあとはテレビをつけずにおもちゃを指差して名前を伝える時間にしたところ、モノ凄く喜んでました。

ついついテレビに頼り切りになってはしまいますが、意識的に10分でも20分でも言葉を教える時間を取ることは必要だなと思いました。

4 保育園に伝えた

現在平日のほとんどの時間は保育園で過ごしていますので、保育園にも一歳半健診で指差しと発語で引っかかったことは連絡ノートで伝えました。
「指差しと発語、意識するようにします」とお返事頂きました。


【関連記事】
【1歳6ヶ月】まんが 育児編392:やっと出た!指差し!(1歳半検診その後 その1)
【1歳6ヶ月】ものの名前を理解して指差しができるようになりました!


【2017年5月13日追記】
2017年5月現在、もうすぐ1歳半健診から1年経とうとしています。

こちらの記事をアップ後に一部で心無い言葉をかけられたこともあって、ムスコの発達に関する記事を書くことは控えていました。
ただ、約1年近く経った今でもこちらの記事へ検索をしてきてくださる方がとても多いので、不安に感じる方が多いのだろうと思って追記をさせていただきます。

親が感じること

気になっていた「発語」については関連記事でも書いているように徐々に語彙が増えてきて、意識して話しかけたところ、今ではよく喋るようになりました。
とくに1歳10ヶ月ごろから興味を持った電車に関しては、形を見ただけで「山手線!」「京王線!」と当てることができるなど、電車のみに絞れば他の子よりも語彙が多いです。

保育園からの指摘

ただ、保育園の方から以下の指摘を受けています。
「場面の切り替えが苦手で次の行動に移ろうとすると激しく泣いたり癇癪をおこす」
「他のお友達が遊んでいる輪の中に入ろうとしない」
「こだわりが強く、いつもと違うことを嫌がる」

でも家ではあまりその傾向は見られませんでした。(2歳なので多少はいやいやしますが、普通レベルなのでは?と思ったんです)
保育園と家で行動が違うのだろうか、と気になったので、子どもに知らせずに保育園での生活を見学させてもらったりもしました。保育園の方に○月○日に見学させてくださいとお願いし、子どもの死角に入るように窓などにのぞき穴を作ってもらって1日見学しました。
でも、なぜかその時には全くその症状が出ませんでした。

「なんだか今日だけはすごくおりこうで...お母さんがいることを感じ取っているんでしょうかね...?」と保育士さんからは不思議がられました。

幼児相談(3ヶ月に1回)のこと

1歳半健診で引っかかった後、保健師さんから「うちの市では次の健診が3歳になってしまうので、その間経過を見させていただくために「幼児相談」をうけてください」と言われました。
3ヶ月に1回あり、すでに2回は受けて明後日3回目をうけてきます。

「幼児相談」の中では、毎回子どもを自由に遊ばせながら、親と心理士の方でお話をします。
保育園からの指摘もお伝えはしました。
しかし、心理士さんの話では...毎回、前回よりは発達しているけれども、少しずつ「遅れ」が見られるかもしれないとのことでした。かなり微妙なラインとのことです。

健診は指差しも発語もなしだったのが、1回目の相談では指差し、発語はありました。しかし、「お座りをするものはどれ?」などには答えられませんでしたし、遊びも単調な繰り返し遊びばかりで見立て遊び、ごっこ遊びができないと言うことが指摘されました。

2回目は語彙は増えてきて、挨拶などもできるようになってきました。そして見立て遊び、ごっこ遊びもできるように。ただし、あいかわらず「お座りをするものはどれ?」には答えられず、どうやら5W1Hの「なに?」や「どれ?」が苦手ということがわかりました。

2回目時点で「現時点ではまだただの個性なのかどうかの判断はつかないが、次回(2歳半前)の相談で一度判断をしてみましょう。」と言われました。
判断→「発達障害があるかどうかを調べるかどうかを見極める」

たぶんうちのムスコはある/なしのすごく微妙なところにいるんだろうなと思います。
生活が困難になるような、例えば服の肌触りが苦手とか、偏食などはほとんどないです。
今のところはっきりしているのは「他の子との臨機応変なコミュニケーションが苦手」と「切り替えが苦手」と「5W1Hが苦手」という感じです。

家にいたら普通より少し電車が好きすぎる2歳児なのですが、保育園の集団生活だと若干の困難が発生しているということです。

私がネットで調べまくった結果では、ムスコの今と照らし合わせると、「過読症では?」と思っていたりもします。
・文字が、ひらがな、少しのカタカナ、電車関係の漢字が読める
・コミュニケーションが苦手
という症状が当てはまるからです。
でも専門的な診断を受けたわけではないのでまだなんともいえません。

1年間のこと

1年前に引っかかってからの気持ちの変化です。

最初 「そんなわけないわー」「テレビのせい?私のせい?」
1ヶ月「あ、教えたら言葉は覚えるじゃん、絶対障害とかないわ〜」
3ヶ月(最初の幼児相談)え、まだ足りてないの?
5ヶ月(保育園から指摘)まって、まって、じゃあ実際に障害があったらどうなるわけ?
6ヶ月(2回目の幼児相談)なるほど、障害があったとしても療育で普通に生活できるようになったりするんだ
9ヶ月(今)すごく微妙なところだけど、コミュニケーションの力などが弱くて療育によってよくなるならやってみてもいいのかもしれない...次の幼児相談で聞いてみよう...。

最初はありえない!と思ってかなり気持ち的にも落ち込んだりしたんですが、そのあといろんなサイトで発達障害について調べまくって、少しずつ考えが変わりました。
もし1歳半健診で引っかかってしまったら、まずは調べて見ることをお勧めします。

というのも、発達障害ってそう判断されたらもう全く普通の生活ができないとかそういうものではないみたいなんですよね。アトピーとかアレルギーとかと同じく、うまく付き合っていけば普通に生活できるものなんですって。
これ、私も調べているうちに知って、「そうだったんだ!」と目から鱗でした。

障害がもしあっても、うまく生きるための方法はできるだけ早く親も本人も学んだ方がいいみたいなんです。なので、1歳半健診に引っかかってここにいらした方は、障害を否定するのではなくてまずは「発達障害」についてたくさん調べてみてください。その時には「こんな症状ならこの障害」みたいなサイトよりも、「そもそも発達障害って?」とか「体験談」などがあるサイトがいいと思います。

実は来週に3回目の幼児相談があるんですが、そしたらまた追記しようと思います。