一番の難関「いきみ逃し」のこと。

ツイッターで流れてきたツイート

昨年12月に出産をした私。
基本的には安産だったんですが、この「いきみ逃し」には本当に苦しめられました。

これについては「先に知っておきたかった」ということがあったのでここで書こうと思います。


私の出産体験

まずは私のお産がどうだったかを、時系列でお話しします。
リアルタイム更新のときの内容はこちらから→1 2 3 4 5 6 7

● 予定日の1週間ほど前の夜中の2時過ぎに出血。
その時点では陣痛は全くなかったので、「おしるし?」と思って病院に電話をしました。
すると、念のため病院に来てくださいと言われ、旦那さんとタクシーで病院に向かいました。

病院で診察をしてもらったところ、出血だけでなく上部破水しているということでそのまま入院することになりました。しかしこの時点で子宮口はまだ1センチほどしか開いていない状態。(子宮口全開だと10センチ)陣痛もほとんど起きていませんでした。

この時の私は知らなかったのですが、子宮口が全開にならないと、いきんじゃダメなんだそうです
子宮口が裂けたり、赤ちゃんが挟まってしまって窒息したりと、お産の妨げになるんだそうです。
出産の何が怖いって安全なお産の知識がなくても、進んでしまうことですね

● 翌日

昼を過ぎても、子宮口が2〜3センチしか開かないので看護士さんから「もっと運動をしてください」と言われます。昼過ぎから旦那さんが仕事を切り上げて付き添ってくれました。
病院内をうろうろしたり、病室内で踊ってみたりして運動をしたら18時を過ぎてから徐々に陣痛が激しくなってきました。

数分に一度思わずうずくまるような痛みがくるようになって「あ、これが本当の陣痛か...朝の陣痛なんて全然本物じゃなかったわ...」と思い始めますが、それを看護士さんに伝えると「もっと辛くなるはずですよ」とサラッと言われて戦々恐々とします。

そして20時を過ぎた頃から陣痛が本格的に激しくなってきました。

そう、私がお伝えしたいのはこの時のことです。

この時点でもまだ子宮口が5〜6センチほどしか開いておらず、「いきみ逃し」をするように言われます。
陣痛が進んで子宮は勝手にいきもうとするのですが、いきんだら危険なのでいきみを逃しなさいと。

これが本当に本当に辛かった。もし、この「いきみ逃し」が拷問であったら、どんな優秀なスパイも国家機密を喋ってしまうと思います。いつこの苦しみが終わるのか?」ということしか考えられなくなります。

例えて言うなら...いきみを伴う陣痛は「子宮をフルパワーでパンチしてくるものが体内に居て、それを押し出そうとする感じ」なのですが、「いきみ逃し」はその「フルパワーのパンチをノーガードで受けつつ、押し出すのは自制しないといけない感じ」なのです。

20時頃から激しくなってきた痛みはどんどん激しさを増して、呼吸法もままならず、「ゆっくり息を吐いて〜」と言われるものの、「ふぅぅぅうううううっ」と声を絞り出すことしかできなくなりました。

そんな中でもまだ子宮口が開かず。
結局そのままで3時間過ごすことになります。この3時間が本当に辛かった...。
何が辛いって、いつになったらこの拷問が終わるのか、わからなかったのが一番辛かったです。

そんなこんなで、23時近くなってからやっと子宮口が全開になり、看護士さんと助産師さんに抱えられて分娩室に移動。分娩室に入ったらなんと30分ほどで生まれてしまいました。
たぶん5回いきんだくらいで、ズルリと生まれました。

 

この経験から学んだこと

安産でも、「いきみ逃し」は辛い

私の出産は基本的には安産でした。
自然分娩でしたし、母子ともに産前産後、健康そのものです。

それでも本当に「いきみ逃し」は辛かったんです。あれをまた経験するならもう子供産みたくないと思うくらい辛かったです。

ただ、これって説明が難しく、なかなか人には理解してもらえませんでした。
いや、陣痛と何が違うの?そういうものでしょ?という感じで。

今回たまたまツイッターでこれについてのツイートをしている方を見つけて、「そうそう!陣痛の痛みっていうか、いきみ逃しが辛いんだよ!」と言いたくなったので書きました。

他に長時間の「いきみ逃し」を経験した方で、うまく説明できずにモヤモヤしている方に読んでもらえたら幸いです。

いろんな出産があって、それぞれ命懸け

私の場合は「子宮口が開くよりも先に陣痛が激しくなりすぎていきみ逃しが辛かった」という経験ですが、逆に「陣痛が弱くて分娩が辛かった。」という場合もあると思います。

他にも、「病院に着いた時にはもう頭が出ていて、分娩室に行く前に出産が始まってしまった」とか、「子どもが出てこれなくて途中で帝王切開に切り替えた」とか...出産の話って、人によって本当にいろいろあります。

自分が産んだ直後は、自分が一番辛かったと思ったのですが、周りの人の話を聞けば聞くほど「あれ、私実は意外に安産だったの?」と思って謎のがっかり感があったりしました。

ただ、どんな出産でもやっぱりお母さんは命をかけて子どもを産み落とすので、そばにいる人はよく頑張ったねと言ってあげて欲しいです。

いきみ逃しを楽にするには...

「いきみ逃し」という言葉を知らないまま出産に臨んでしまったのは浅はかだったなと思いました。
楽にする方法を探すとネットでもいろいろ出てるんですね。。

一番多いのがやはり呼吸法で、次が肛門をテニスボールで抑えるというものでした。
もし次があるなら次は逃し方を調べておこうと思いました。。

それと、これがどれくらいの時間続くのかですが、私の場合は3時間でした。
「あとどれくらい続くの...」と思うと心が折れていきんでしまいそうになるので、「とりあえず1時間はなんとかやり過ごして、1時間たったら看護士さんを読んでいつ頃になるか聞こう」みたいに、考えられると少しは気がまぎれるんじゃないかなと思いました。

また、私の場合は旦那さんが居てくれて、呼吸法を手伝ってくれたことが一番大きかったです。
一人だったらたぶん心が折れてました。
旦那さんでなくても、初産の場合はなかなか呼吸法は難しいと思うので誰か身内に呼吸法を手伝ってもらうというのも手だと思います。


初産の方でこれを読んで怖いと思ってしまったらすいません。なんだかんだで、産んだあとは子どもが可愛くて痛みはどんどん忘れていきますので、そのときだけです。

あらかじめ呼吸法を練習するなどして「いきみ逃し」の対策を打っておくのは安心して出産するためにも重要だと思うので書かせてもらいました!

長文を読んでいただいてありがとうございました。
いずれ、まんがでもまとめたいと思います!

コメントする